まず経験をたくさん積むこと。「量質転化」とも言いますが、とにかくチャレンジをたくさんすることです。

引用『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮

若いころにたくさんのことを経験しておきなさい。と、よく聞く言葉ですよね。
でも、年齢なんて関係ないのではと最近思います。

若かろうが中年だろうが老人だろうが、人生を通して、たくさんのものに興味を持って、経験を積んでいくべき。それは、どんなに小さなことでも構わないから。

失敗は成功の母

たくさんのことを経験するということは、恐れずにチャレンジできるということ。
チャレンジの数が多ければ多いほど、その分失敗することも多くなる。

失敗は、しちゃいけないことだと思っていませんか。
「失敗は成功の母」という、ことわざがあるくらい、失敗は重要なことなんです。
成功するためには失敗を経験しないといけないから。

失敗を経験するには、なんにでもチャレンジしてみることです。
あなたが成功者になりたいのであれば、失敗を経験しないといけない。

成功者が失敗ありきで生まれるものならば、失敗の数を増やすに越したことはない。
つまりは、チャレンジする回数を増やせばいい。

悔しくなるようなチャレンジをする

ただ、何でもかんでもチャレンジすればいいのか、というわけでもない。

全く自分が興味をないことにチャレンジしても、成功を産み出せるような失敗は経験できないでしょう。

興味がないことにチャレンジしたところで、情熱もないようだと、失敗したときに悔しさがこみあげてこない。
失敗した時の悔しさをばねにして、「こんにゃろ!」って気持ちにならないと人は成長できない。

そういった悔しさもこみあげてこないような失敗に、成長も成功も望めない。

継続することが質を産み出す

自分が少しでも興味を持ったことには、とことんチャレンジしてみる。

初めはつまづいてばかりだと思う。
でも、そのうち、つまづかずに歩けるようになってくる。
さらには、走りだせるようになってくる。
ここまで来たら、あとはどっかで一回ジャンプすれば、空高く飛んでいけるようになる。

人の成長って、こういうものだと思う。

一番苦しいのは、歩けるようになるまで。
歩けるようになる前に挫折してしまう人は多い。

つまづいても諦めず続ける、コケても諦めずに続ける。
どんな分野でも同じです。

最初は、無我夢中でやりまくること。
やりまくって、コケまくって、改善して、さらにやりまくって、コケまくって、を繰り返す。

次第に力がついてくるからコケる頻度も減っていく。
恐ろしいほどの量をこなすことが質を上げてくれる。

継続は少しずつ

質が上がってくると、続けることも苦痛ではなくなってくるはず。

明日いきなりできるようになるわけではない。
でも、明日いきなりできると思い込んでいる人は多い。

だから、継続できない。継続力を鍛える方法は1つしかない。それは、継続することです。

1日1ミリずつでも前に進む。
明日いきなり10m進むなんてことはできない。

そんな希望は、絶対に持たない方がいい。

さいごに

小さく小さく一歩一歩。
コケても立ち上がって、また歩き出す。

継続していれば、チャレンジしないといけない場面はたくさん出くわす。
その時は、腹くくって挑まなくちゃいけない。

失敗することを恐れないこと。失敗を恐れると挑めなくなってしまう。
継続すること、チャレンジすること。

この2つが人を成長させ、成功者にする。