人を傷つけないために、相手のことを想う

どんなことで人が傷つくのか、他人には分からない。

引用『マスカレード・ホテル』東野圭吾

私にとってはジョークのつもりで言ったとしても、相手にとっては侮辱された、となる可能性はありますよね。

コミュニケーションをとるときは、相手のことを想う必要があるのではないでしょうか。

特に最近の社会を客観的に見ても思う。
男には男の良さが、とか、女には女の良さが、なんてことを言うとSNSですぐにたたかれる社会じゃないですか。

性別での良し悪しなんてあるわけないし、言ってしまった本人も意図的に言ったわけでもないと思う。
ただ、体と心の性が一致しない人が聞くと、混乱を招く恐れがあるということ。

人を傷つけないために、相手の気持ちを知る

人が傷つくポイントなんて人それぞれ違うじゃないですか。
ほんの些細なことで友人と絶縁状態になることもあります。

謝罪をして許してもらえるならいいですが、許してもらえないことだってありますよね。
大切なことは、相手の立場になって、相手の気持ちにも配慮することではないでしょうか。

それでも許してもらえないときは、相手が「許さない」と決定したことも尊重してあげること。
「私がこんなに謝罪しているのに、なんであいつは許してくれないんだ。」って、思っても、相手の気持ちを踏みにじることをしてはいけないんです。

人を傷つけないために、気を付けること

相手が傷つくポイントが事前に分かればいいのに、って、思ったことありませんか。
それができたら自由自在なんですけどね。

仲良くなろうと思えばなれるし、逆に仲悪くなろうと思ってもなれるし。
そんな方法はないのだけれど、気を付けておくべきことならあります。

相手の過去や経験を配慮する。

相手が過去にトラウマがあったりすると、その話題は避けようとしてみる。とか。
つまりは、相手のことを理解しようとすることが重要。

言葉遣いに注意する。

相手に対しての表現方法で伝わり方が変わってしまう。
「そういうつもりで言ったんじゃない。」っていう状況は、誰でも経験してるんじゃないでしょうか。

相手の立場にたって、使う言葉を選べるようになろう。

相手の反応を見る。

話の途中で、不快そうな表情になったり、間の空き具合や反応が鈍かったりしたら、話題を変える。

表情やしぐさから、相手の気持ちにも配慮してあげることが必要な場面って結構あります。

さいごに

他人がなにに傷つくかは、人それぞれです。
あなたにとってはジョークのつもりだとしても、相手にとっては侮辱になるなんてよくある話です。

コミュ障なんて言葉がありますが、コミュニケーションは相手への配慮が必要になってきます。
相手のことを知ろうとする気持ちが、こちら側にないとコミュニケーションは難しいのかと思います。