苦渋の選択

「・・・・・・いや、違うか。簡単に棄てたんじゃないよね。現実と空想。どちらを取るかという選択肢を突きつけられただけだよな。仕方ないことだし、誰も裏切ってなんかいない。皆も苦渋の選択だったんだよな・・・・・・」(1巻)

進むべき道の分岐点で、選択を迫られることなんて生きていれば何度もありますよね。

年を取るにつれて、学生時代の友人との距離が遠くなった人は多いのではないでしょうか。

物理的に会える時間の確保が難しくなったということは仕方がない。
自分は会いたいと思って、久しぶりに連絡を取ってみても、相手には相手の都合があって断られることなんてよくあることだし。

こういう経験、ボクだけじゃないですよね。
ちょっと卑屈になっちゃう自分もいたりなんかします。

冷静になるには、頭の中で深呼吸する

ーー焦りは失敗の種であり、冷静な論理思考こそ常に必要なもの。心を鎮め、視野を広く。考えに囚われることなく、回転させるべきだよ、モモンガさん。(1巻)

いついかなる状況でも、焦らない男になりたい。
昔からずっと思っていた。

ボクは上がり症でコミュ障だから、人前に立つことだけで冷静さを失う。
バクバクする心臓に意識を向けて、静かになってくれと何度お願いしたことか・・・

だけど、それは間違いだった。意識を向けるのは、心臓ではなく頭の方だったんだ。

冷静になるには、頭の中で深呼吸をすること。
「吸ってー吐いて―」と頭の中で唱えること。

バクバクしている方に意識向けたら、余計にバクバクすることになるから。

優秀な上司は、部下を褒める

モモンガの社会人経験から来る鉄則の一つ。優秀な上司は部下の仕事をちゃんと褒めるもの、だ。(1巻)

上司ガチャに外れたボクには、神の御言葉のように聞こえる。

かつての上司に聞かせてやりたい。
ボクは、優秀な部下ではなかったかもしれない。だけど、あなたも優秀な上司ではなかったですよ、ってね。

優秀な上司は、部下のやる気を上げるものじゃないかな。
間違っても、部下のやる気が下がることを言うような上司を優秀とは言わないだろう。

常識とは・・・

常識は無ければ致命的な失態を犯しかねない重要なもの。常識がない人という言葉が良い意味であった例がないように。

世間一般の常識を身につけておくことは、社会人として重要です。

ただし、狭い範囲でしか通用しない常識を、あたかも、世間一般の常識のように言ってくる人もいます。

日本社会には、そういった常識がはびこっているのだと思う。
生まれ育った国、地域、家庭によって、常識は変わる。

常識じゃないことを常識だと思っている人の傍にいると、あなたが疲弊していくだけです。