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【読書記録】葬送のフリーレン(山田鐘人、アベツカサ)。少し切なさを覚える少年漫画・・・
葬送のフリーレン(山田鐘人、アベツカサ)を読んで。
勇者一行の物語・・・ではなくて、勇者一行が魔王を倒した後のお話。
終わりから始まる
冒険の終わりから始まるマンガ。
フリーレンと勇者ヒンメルの回想シーンが心地良いですね。
いつやるの? 今でしょ!
何百年、何千年と生きるフリーレンにとっては人間の寿命は短すぎる。
今できることをいつかやろうと思っていても、やるより前に死ぬ。
今できることは、今やっておくべきです。
今会える人とは、今会っておくべきです。
エルフと人間だけの話ではなくて、人間同士でも同じことです。
楽しい思い出は、生きる糧になる
未来のことが不安になって、死にたいと思ったことはありますか。ボクはありますよ。
「別に死んでもいいわ」くらいに思った方が生きやすくなりましたね。
明るい未来が見えなくても、楽しかった過去が心の糧になることもある。楽しかった思い出は、あなたが死ぬまで残り続ける。
人は、人に好かれたい
相手が自分の事を知ろうとしてくれている、って思うと嬉しいですよね。
中には、「ウザいな」って思う人もいるだろうけど・・・自分を知ろうとしてくれている、って気づく時は嬉しかったりしませんか。
好きな人に対して興味を持つことは、誰もが理解できることだと思います。人は、人に好かれたい生き物ですからね。
シンプルイズベスト
魔法に限らず、あらゆるものはシンプルなものに落ち着く。
仕事でもプライベートでも、いろんなやり方を学んだり、たくさんのテクニックを駆使したりする。
だけど、最終的には、単純なモノだけが残るといった感じ。
だからと言って、最初からシンプルなものを目指すのは違う。
やり方やテクニックを学ぶことが無意味だというわけではないから。
そういう遠回りをしたうえで、最終的にシンプルなモノだけが残るだけ。
12巻は、ヒンメルが強いってことが分かった
勇者ヒンメルがかっこいい巻。
勇者一行の戦闘シーンって、12巻まで無かったんじゃないか。
今までの回想シーンを見てきた限りでは、強いイメージはない。だけど、ちゃんと強い!