【読書記録】高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太朗)。人と人との出会いは、必要な時に必要な人と出会うようになっている
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高瀬庄左衛門御留書(砂原浩太朗)を読んで。
一人孤独に生きていようと、誰かとともに人生を添い遂げようと、人の自由。
「あっちの人生が良かったな・・・」など幻でしかないです。
一人の人間に与えられる人生は、一つしかないんですから。
「一人」と「孤独」は違う
一人でいることが平気な人でも、孤独に耐えられる人は、そんなにはいない。
一人の寂しさと孤独は全然違うものなのだと思う。
孤独というのは、一緒にいたいと思う人がいてもその人と一緒にいられないこと。
一人でいるということは、自分から望んで一人の時間を作っているということ。
一人の時間を大切にしてしまうことで、孤独に陥ることもある。
たまには、人とあって食事を共にすることが大切なんだと思う。
違う生き方なんて存在しない
人生は選択の連続といわれる。
選択した結果、後悔することもあるだろう。
だけど、「あの時あっちを選択していれば」など考えるのは浅はかすぎる。
自分に甘すぎるのだと思う。
あの時あっちを選択していたとしても、あなたはきっと後悔する。
選択した方を後悔しないものにすることが努力。
努力できないものは、どっちを選んでも後悔します。
後悔している今のあなたが、あなたの本当の姿。
過去を悔いても、違う生きかたは存在しない。
生きているだけで辛い
生きているだけで、みんな辛い。
生きているだけで、幸せだと感じられる方が圧倒的に少ない。
何かをしないといけない辛さもあるし、何もしないというのも辛い。
人と人とは「お互い様」
人間生きていれば、誰かしらの迷惑になって生きている。
誰にも迷惑をかけずに生きている人なんていないし、そういう人がいたとしても本人が無知なだけで人は離れていくでしょう。
ただ、人同士お互いに助け合うときもありますよね。
迷惑をかけても、時には助け合える人がいる。
お互い様ということですね。
さいごに
昔に比べて、現代は自由度が増した。
だけど、その自由を謳歌している人は、いったいどれほどいるのだろう。
「昔の方が、自由に生きている人は多かったのでは?」と、思っていたりする今日この頃。