誰だって、つまらない人生を送りたくはないですよね。

時代は変われど、幸せでありたいという気持ちは変わらない。変わるのは、幸せの基準だったり、種類だったりする。

つまらない人生を送らないためには、覚悟が必要

つまらない人生を送らないためには、強くあらなければならない。

私に必要だったのは殺しを恐れぬ強さではなく その恐れを――殺した命を背負う覚悟だったのだろうか――

引用『地獄楽(賀来ゆうじ) 1巻

強さとは、覚悟があるかどうかだと思う。自分が決めた道を突き進む覚悟。

覚悟が無ければ、不安に押しつぶされますから。本当にこの道を進んでいいのだろうか、っていう不安。

道の先が見えない以上、不安は付き纏うものではあるが、不安に押しつぶされることなく突き進むには、覚悟が無ければいけない。

心に従って生きる

情があるなら従えばいいんです
情を貫く方が真の武勇です

引用『地獄楽(賀来ゆうじ) 1巻

心に従うこと。人間らしく生きていくには、これに尽きると思う。

生きていくために、やらないといけないことは、たくさんある。楽しいことばかりじゃない、嫌なこと、辛いこともしなければいけない時だってある。

嫌なことを嫌と言う、辛いことを辛いと言う。
そういう人間でありたい。言える相手にめぐり逢いたい。

心に従って生きるには、生きにくい世の中かもしれない。けれど、貫き通せないと幸せにもなれない。

自分の心に従う覚悟が強さ

何も感じないなんてただ目を逸らしているのと一緒・・・自分の情から逃げない事が強さだと思う

引用『地獄楽(賀来ゆうじ) 1巻

心に従うこと。それが強さにつながる。

心に従って生きるには、生きにくい世の中だから、生きにくくても心に従うと決めた覚悟。その覚悟が、強さなんだよな。

心に従うには、覚悟が必要だということ。
覚悟があるということは、心に従って生きているということ

変化を恐れない

強さとは変化する事 ずっと変わらない関係など不要だ

引用『地獄楽 2巻

変化できる人が生き延びていく世界。これが今の世の中なのだと思っている。

変わることを恐れているようなら、この世界で生きていくのは難しい

まずは、自分を変える。世界に、環境に、自分を適応させること。変化できない人間は、置いてけぼりを食らうことになる。

変わらないことは楽なんだよね。
変わろうとすると負荷がかかるから辛い。

だけど、変わらなければいけない。
迷ったら、楽な方よりも辛い方を取って、自分に負荷をかけてみよう。

この世のものは、すべて有限なのです

年がら年中何でも手に入る都会と違って、ここでは全てに限りがある。
有限だから、幸せを感じられるんです。

引用『ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと 5巻』麻生羽呂、高田康太郎

つまらない人生を楽しいものにする方法の一つが、この世のものは有限であると知ることだったりします。

無限に手に入るものに、人はときめかない。
時間が無限にあったら、人は一瞬一瞬を楽しもうとはしない。

なんでも限りがあると思うと、その瞬間を楽しもうと努力するはず

運の良し悪しを科学的に説明しようとした研究があるらしい

自分さえよければ、今さえよければ、
そんな利己的で自己中な人に、運が味方するはずもないわよね。

引用『ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと 6巻』麻生羽呂、高田康太郎

本当に強い人は、運を味方にする。
本当に強い人に、運が味方する。

他人のこと、社会の未来のことまで配慮できる人は、必然的に強さも身につける。

AIが作り出す世界は、つまらない世界かもしれない

AIがどれだけ素晴らしい成果を作り上げても、
(AI自身が)それを美しい、美味しい、気持ちいいと感じることはできません。
(中略)
幸せになること、自らの人生を楽しむことこそが、あなた方人類に残される、
最後の仕事になるかもしれませんね。

引用『ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと 7巻』麻生羽呂、高田康太郎

AIが、人類の生活を豊かなものにしてくれるらしいが…

政治も経済もAIが回し始める世界で、いったい人類は何をすればいいのだろうか。AIが作り出したものを、美しい、美味しい、気持ちいいと感じること。それが、人類を幸せにしてくれるのだろうか。

最後にして最大の仕事が、人類の前に待ち構えているように感じる。この仕事に失敗すれば、人類は、つまらない世界で生きていくことになりそうだ…