嫌われる勇気も必要

すすんで嫌われる必要もないけど、無理に好かれる必要もないじゃない。

だれだって、他人に嫌われたくないですよね。
逆に好かれたい願望が強い。

だけど、嫌われたくないから他人になんでも合わせちゃうのはどうかな、と思う。
好きになるのも嫌いになるのも、相手次第なんじゃないでしょうか。

どんなに頑張っても、好きになった人が振り向いてくれるわけではないように・・・

「人に嫌われるのが怖い」という感情は、誰にでも一度は経験したことがあるかもしれません。
しかし、その感情があまりに強くなってしまうと、自分を抑圧し、自分で自分を拘束することになるかもしれません。

人気者になりたいと思う気持ちが強い

「人に嫌われるのが怖い」と感じる理由の1つは、人気者になりたいと思う気持ちが強いからかもしれません。

人気者になりたいと思う気持ちは、自分の気持ちを偽り、本当の姿を隠すことにつながることがあります。
ですが、人気者は、自分の気持ちを偽ったりはしません。本当の姿を隠したりもしません。

自分の本当の姿を受け入れることで、輝きを放ち、人々の心を打つことができます。

自分らしさを大切にする

自分の本当の気持ちを理解すること、本当の姿を見つけることが重要です。

そのためには、自分自身に正直であることが必要になります。
正直でいることは損をすることでもあります。

「正直者が馬鹿を見る」という言葉があるくらいですからね。
ですが、「自分らしさ」は、損をしてでも知っておく必要があると思います。

自分の強みや弱み、望み、長所に短所、すべて大切なことです。

自分を変えようとするのは危険な行為

人に嫌われることが怖いために、自分を変えようとすることはよくあることです。
しかし、自分を変えようとすることは、自分を否定することにつながり、自分らしさを見失うことにつながることがあります。

変わることが必要な場合もありますが、その場合でも、自分の気持ちを否定せずに、自分自身の強みや長所を活かしながら、改善することが大切です。

みんな嫌われたくないと思っているし、嫌われないように頑張っている。
でも、無理に好かれる必要はないけど、好かれるように頑張ったほうがいいと思う。

頑張る方向を変えれば結果は変わる。
嫌われないことと好かれることは違う。

自分の考えや気持ちを偽って、相手に合わせていれば嫌われないでしょう。
でも、好かれているわけでもないと思う。
都合がいい人、と思われていそうじゃないですか。

好かれる人は、自分を偽らない、自分に正直で馬鹿を見るような人間。
嫌われないように頑張るか、好かれるように頑張るか。

必要なのは勇気だけですよ!

嫌われても構わないと思う

自分が何を大切にしているのか、人生において重要なことは何かを理解することで、嫌われることを恐れる必要がないことに気づける。

「自分はどのように生きたいのか」
それに従うことが大切です。

他人の意見や評価にとらわれることなく、自分自身が納得する行動をとる。
自分に対してやさしく、励まし、愛することで、嫌われても構わないという自信を持つことができます。

信用と信頼は違う

信用と信頼は、ちがうの。信頼したぶん、わたしも相手に、何かをちゃんと手渡しているって、そういうふうに感じるの

信用は、相手が自分のことをどう思っていようと、自分が相手を信用していれば成立するもの。
信頼は、お互いが頼りにしているから成立するもの。

ビジネスだけなら、信用でも成り立つ。
だけど、深い人間関係を築きたいのなら、信頼関係を構築しないといけない。

相手がいるから信頼できる、と考えよう。

自分以外の誰かにべつに何かを求めない代わりに、自分にも誰からも求めさせない

人間関係を築くのって、ものすごく面倒くさいことですよね。
他人のために生きていく必要はないだろうけど、他人との関係は切れません。
みんなどこかで、他人を必要としている部分はあるだろうから。

自己決定権を他人に握らせるな!

どんな答えを出すにせよ、それは自分の頭で考えたものじゃないと厭なのよ。自分で決めて、それで行動したいのよ。

大切なことは、自分で決められること。
占いとか、親が言うからとか、そんなものは言い訳の材料にしかならない。
進むべき道は、自分で決めること。

わたしは自分の意思で何かを選んで、それを実現させたことがあっただろうか。何もなかった。だからわたしはいまこうして、ひとりで、ここにいるのだ。

人生は、選択の連続。
選択は、自分の意思で決めないといけません。
他人に自分の人生を決めさせてはいませんか?

さいごに

「人間関係」と「人生」について考えさせられる小説。

今の自分がいるのって、自分がそう選択してきたからだということ。
自分の選択を後悔しないために、選んだ道で全力を出して、その道を正解にすることが努力と呼ぶのかもしれない。

他人の選んでもらった道をのらりくらりと生きていくのは、楽かもしれない。
だけど、自分で決めた道を生きていく方が、笑いは多いのだと思う。

人に嫌われることが怖いと感じる場合、自分自身を受け入れる勇気を持つことが大切です。
自分自身を受け入れることで、輝きを放ち、本当の姿であり続けることができます。

人気者になりたいと思う気持ちが強い場合や、嫌われることが怖いからといって自分を変えようとすることは、自分らしさを見失うことにつながるため、注意が必要です。

自分自身を受け入れ、自分を信じることが、人に嫌われることへの恐怖を克服するための第一歩。
この世界は、自分らしさ全開で楽しんだもん勝ちなんです。