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【読書記録】あの日、君は何をした(まさきとしか)。絶望と恐怖が、希望を奪う
あの日、君は何をした(まさきとしか)を読んで。
人間って、希望を失うと自分でも理解不能な行動をしてしまうものなんですね。
社会は、ありとあらゆる方法で希望を奪いにくるから要注意。
絶望
愛しい人を亡くしたとき、もうその人に会えないと思うと胸が苦しくなる。
記憶の中にいるその人にしか会えない。
これから思い出を一緒に作ることもできない。
我が子を亡くすことの絶望は計り知れない。
親は一生、絶望の世界で泣き続ける。
恐怖
恐怖というのは人を縛り付ける。
その恐怖をぬぐえない限り、幸せにはきっとなれないのだろう。
目を閉じて、見て見ぬふりをすることで、恐怖をやり過ごそうとする人は多い。
だけど、そのやり方では恐怖を拭い去ることなんてできない。
目を開けて、恐怖と向き合って、乗り越えない限り、あなたの人生は恐怖に縛り付けられたままです。
恐怖をぬぐえない限り、あなたの人生に幸せな瞬間は訪れない。
さいごに
多くの人は、人生で何度か絶望を経験することになるんだと思います。
絶望の度合いは、人それぞれだろうし、感じ方も違うでしょう。
だけど、「なんで私だけ……」みたいな状況になったことがある人は、理解できると思う。
すごい孤独を味わって、人を信用できなくなって、心臓の鼓動が周りに聞こえるくらい大きくなって、恐怖が体にまとわりついているような絶望。
だけど、その絶望の世界から脱出する方法は、あるということを知るべきです。
そのまま絶望の中で生きるかどうかを選ぶのは、あなただということ。
恐怖だろうが何だろうが、目をつぶって生きていきたい人なんていないですよね。
人生は一度しかありません。「一生逃げますか?」