圧倒的な力ってのは つまらないものだ

『ワンパンマン1巻』。修行の結果、どんな怪物が表れても、ワンパンで倒してしまうサイタマ。

強さの先に得たものは皮肉にも「虚しさ」だった。

力のない者から見れば、力のある人はうらやましく思える。
しかし、力のある人はある人なりの悩みがあるということですね。

成長させてくれるライバルが必要

今の社会は、類は友を呼ぶといったように、同レベルの人同士でつるむことが多い。

あまりにも力を持ちすぎてしまうと、今まで一緒にいた人たちとの間に溝が生まれてしまうんだろうな。
楽しい時間を一緒に過ごしていた人たちでさえ、一緒にいてもつまらなく感じてしまうのだろうか。

考えたら、少し寂しい気持ちになるけど、互いに成長していくっていうのもアリですよね。

切磋琢磨して、力をつけていく関係。
そういう関係を保ち続けれる相手が必須なのかもしれない。

ライバルと言えるような存在がいてくれれば、寂しさなんて感じずに共に成長していく環境を作ることができると思う。

ヒーローは力の使い方を知っている

圧倒的な力は、場合によっては非常に危険。
人々を支配したり、抑圧したり、自分の欲望を満たすために悪用されることがあるから。

かといって、力を持つこと自体が悪いわけではないですよね。
力を持つことによって、社会問題や人災、災害といった危機を解決することができる。

その力の正しい使い方を学ぶことが重要なんだと思う。
サイタマのように、ヒーローとして自分の力を使えるように。