人それぞれ異性へのタイプというのはあると思う。

ふつうは、自分のことを理解してくれる人に好意を寄せるのではないでしょうか。

男女の好き嫌いとは

四畳半神話大系の主人公は少し変わり者で、まさかの「俺のことを理解できる女性は嫌だ」と言う。
典型的な幸せになれない人間像な気がして笑えてくる。

ただ、そう思う気持ちも理解できる。
「俺みたいなやつ…」的なことだと思う。

照れ隠しというか、自己肯定感が低いというのかわかりませんが。

自分と同じ趣味や、笑いのツボが同じだとか、気が合うかどうかで人を好きになったり、嫌いになったりするのかと思う。

だけど、気が合うから好きになることもあれば、気が合わない互いにあまり干渉しあわないから好きになるっていうこともある。

気が合わないから嫌とか、まったく趣味や食や笑いのツボが違うからといって、一緒にいることが苦痛になるとは言えない。

この主人公の言っていることって、「自分とは気が合う女性は嫌だ」と言っていることなのかな。

さいごに

好きなタイプは「気が合わない人です」って、わざわざ言う人なんていないでしょう。
相当、性根がひん曲がっていますよね。

「こんなひん曲がりな俺でも好きといってくれる心の広い女性が好きだ。」というセリフをひん曲がりが口にすると、「俺のような人間を理解できる女性は嫌だ」になるのかも。

・・・男はいつでもわがままなのだ。

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