【読書記録】知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ(苅谷剛彦)。知識を得るのは簡単だけど、活用するのは難しかったりします
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知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ(苅谷剛彦)を読んで。
「創造力のスイッチ」。
子供はたくさんのスイッチを持っているけど、大人になるにつれて、そのスイッチの数は減っていくんだなと感じる。
知識は本から。情報はネットから。
知識を得る方法ならば山ほどあります。
テレビからもネットからも、今はスマホでどこでも知識を得られる時代ですよね。
それでもやっぱり「知識を得るのは本であるべきだ」と著者は言う。
己のペースを乱すことなく知識を得られることが本のメリットです。
テレビやニュースを見るときは、受け身であることが前提となる。
しかし、本をはじめとする活字メディアでは、いきなり100ページ目から読んでもいいし、目次を見て役に立ちそうなところだけを読む人も居たりと自由にできる。
ボクは、昔は本を全く読まなかったけど、本を読み始めてから、ネットでの検索回数が減ったように思う。
知識を得るなら本だなと思ったのは、ネットから知識を得るのは非効率だと考えたから。
逆に、ネットは情報を得ることに特化しているんじゃないかな。
知識を得たら、実行する
この人が言っているから間違いない、という思い込みを捨てて、自分で考えることが本を読むときは重要になる。
本を読んで得た知識をどう使うかを考えること。本を読むとき又は読んだ後に考えてほしい。
考えなくてもすぐにできることは、本を読んだ後に、本に書いてあることを実行する。
ボクは、自己啓発系の本にハマった時期があったんだけど、そのとき、「考える」よりも「実行する」の方が人生変わったと実感できた。
「知識を得たら実行する」。これが、著者の言う「知識創造型」に変われるボクなりの方法。
文章を書くということ
話をする時なら、身振り手振りや顔の表情で相手に伝えることはできる。
でも、文字で相手に伝えるとなると、ハードルは一気に上がる。
身振り手振り、表情は通用しない。
あいまいな表現を使っていると、相手に伝わらないだけでなく、誤解を招くことも多い。
書く時は、話すとき以上に考える脳が必要になる。
さいごに
知識を得ることって、年を取るたびに難しくなってきたような気がする。
小さいときは、新しいモノや新しい事に出会えたら、勝手に覚えられていたような・・・
大人になると、知っていることが増えるから、新しい事でも新鮮がないからなのでしょうね。