世界の平和は、一人ひとりが感情を制御できるかにかかっている

感情に任せて力をふるう者は真の強者とは言えません

引用『スパイファミリー2巻』遠藤達哉

感情をコントロールすることは難しい。

ときには、感情に任せた方が、いい結果が出ることもあると思います。
しかし、感情に任せて、暴力をふるってしまうのなら、感情をコントロールする方法を学ぶべきです。

暴力ではなくても、権力を使って、他人、特に自分よりも役職や身分が低い人に対して、力を行使する人は一定数いるのではないでしょうか。

私の近くにも思い当たる節がある人はいますが、常識の範囲内だと思います。
ぶっ飛んだ人も世の中にはいると思いますので、あなたのことを乱暴に扱う人と出くわしたときには、距離を置くことをおススメします。

人を理解しようとする努力

感情に振り回されないためには、相応のメンタルが必要です。
また、相手をねじ伏せようとするのではなくて、相手を理解しようという気持ちが重要。

世の成功者と呼ばれている人たちは、相手の気持ちに寄り添い理解できる人なんだと思う。

15分だけ気持ちを落ち着かせる

感情をコントロールするには、我慢することに慣れる必要があります。

喜怒哀楽の感情は誰もが持っているもの。
一番気を付けておきたいのが「怒」の感情ではないでしょうか。

「怒」の感情が湧きだしても、感情に流されてしまってはいけないですよね。
感情を前面に出してしまう前に、15分だけグッとこらえる訓練をしてみてください。
「15分だけ?」と思った方もいると思いますが、15分でも我慢すれば、意外と心は落ち着くものなんです。

感情を抑えて、人の言葉に耳を傾けれる人、人の行動を観察できる人が、真の強者になれます。
ぜひ実践してみて。

世界の平和は、仲直りできるかどうかにかかっている

おまえの仲直りに世界の平和がかかっている・・・!!

引用『スパイファミリー2巻』遠藤達哉

世界が平和であるということは、仲直りができるということではないでしょうか。

「お互い様」と思う心が世界を平和にする

人間生きていれば、他人に迷惑かけるし、他人からも迷惑をかけられる。
悪気はなくても、人を傷つけ、傷つけられるのが今の世界だったりする。

私のように、圧倒的に迷惑をかける方が多い人間もいる。
わざと他人を傷つける行為をする輩もいたりする。

でも、「迷惑かけずに生きていこう」と考えるのは間違っていると思っていて、「迷惑はかけてしまうものだ」と割り切ってしまった方が、自分も他人も生きやすかったりする。
割り切るというよりも、互いに迷惑はかけてしまうものだと「理解」することが大切なんじゃないかと思う。

お互い様だと理解して、謝れる人が増えて、仲直りできる世界を作れれば、それこそが平和なんだと思います。

いがみ合おうと、仲直りの道は確保しておくべき

人間の長い歴史の中では、個人の争いから国と国との争いまで、すごく多くの事件・事故が起きてきた。
それらをすべて無かったことにはできないし、「あんなことがあったんだ」という事実ををしっかりと後世に伝える必要がある。

人類の歴史、お互いの国の歴史を知ったうえで、互いに歩み寄り、仲直りをすることを目指すのが、「平和を追求する」ということだと思う。

ただ、残念なことに、仲直りすることは、不可能に近いくらい難しいこと。
傷つけあった期間が長すぎるし、今もまだ傷つけあっている。
仲直りするには、もっと長い時間を要しないといけないと思う。

しかし、仲直りする必要があるということは、忘れてはいけない。

「別に仲直りしなくていいわ」なんて考えになってしまえば、世界は一瞬で崩壊する可能性がある。
アーニャのように、子供同士の喧嘩だからといって、ほおっておくことはできない。

難しくても、仲直りする道は常に確保しておくこと。

世界平和の維持には、秘密も必要

貼りつけた笑顔や虚勢で本音を隠し・本性を隠し、そうやって世界はかりそめの平穏を取り繕っている

引用『スパイファミリー2巻』遠藤達哉

しょせんこの世はかりそめの世界に過ぎないようだ。

笑っていようが、怒っていようが、外面は作ることはできるけど、内に秘めた本音は外には出さない。
ポーカーフェイスが苦手な人もいるが、そういう人でも自分のすべては出さないし、隠し通していることはあるでしょう。

私なんて秘密だらけだ。
あえて秘密にしていることもあれば、まったく触れられることなく生きてきた部分もある。
たまに「あなたって、そういう人だったの!?」なんて驚かれることもあるくらいだ。

あまり友達いないしね…

他人の心の内なんて、誰にもわからないし、自分の心の中を勝手にのぞかれても嫌だし。
そんな世界でも、平和を維持していけるのならアリなのではないでしょうか。

完全な仲直りは、時間がいくらあっても解決しそうにない。
ならば、かりそめの仲直りをして、かりそめの世界を作ったほうが、短期的にも長期的にも良いことなのではないだろうか。

仲直りする道を選びつつ、今の平和を維持することも忘れてはいけない。

さいごに

世界平和に必要なことは、下記の3つ。

  • 感情をコントロールする
  • 仲直りする
  • 本音は口に出さない

本音で話し合うことも大切だとは思いますが・・・

自分のことだけを考えていると、世界が狭くなってしまいます。
相手の気持ちに寄り添い、「お互い様」と思えるような世界が、平和ではないでしょうか。