将来が見えないことよりも、将来が見えてしまうことの方が怖い【小説から予測する未来】

将来、自分がどうなってるのか知りたいって思ったことありませんか。
ボクは何度もありますね。
今やっていることが本当に正しいのかなんて、今は分からないから。
「正しいよ」ってことを、知りたいと思ってしまう。
将来に対する「希望」と「絶望」
人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ。
将来が見えてしまうと、絶望を感じる
将来が見えないことは、怖いですよね。
不安しかなくないですか。
日本の社会に明るい未来があるのならまだしも、今のところ光が差し込んできそうな感じはないですよね。
なら、「将来のことが見えたら、不安はなくなるし、怖いことなんてなくなる」ってことかと言われると、そういうことでもないです。
将来のことが見えると、今抱え込んでる不安は消えてくれるかもしれない。
だけど、代わりに「絶望」が見えてしまうことになります。
例えば、あなたが将来、大きな病気にかかることを知ってしまったとします。
そうすると、恐怖に襲われませんか。発狂するしかないですよね。
将来が見えないから、希望を持てる
「一生、今のままの生活を送る」ってことが見えてしまうと、恐怖を感じませんか。
今、幸せな生活を送っていないとしたらなおさらですよね。
また、将来がどうなるかわからないことなんてたくさんあります。
- 就職先が決まらない
- 結婚相手が見つからない
- 子供が欲しいけどできない
これらの不安は、ボクたちの生活を支配し、生きづらくさせてしまいます。
将来が見えてしまったら、「希望」なんて持てないですよね。
見えないからこそ「希望」が持てるのだと思います。
「どうせ俺の未来なんて、、、」みたいな感じになって、生きる気力さえなくなりそうです。
分かってしまったら、きっと「なんにもしたくねぇ」ってなります。
挑戦しないことは、将来が見えてしまう最悪の行動
俺だって最初からうまく出来ていたわけじゃない。それはきっと、俺のおやじ殿だってそうだろう。
誰しもが初めてを体験し、そこから新たな知識や技術を身に着けていくものだ。
何でもかんでも、いきなり達人になれるわけがない。どれだけ長い期間を一つのことに費やしても、開花しないことなんてあるだろう。
誰にも将来がどうなるかなんて見えないのだから、今できることをやるしかないのは至極当然のこと。
「できる」と分かっていることだけやって、「できるかどうかわからない」ものには手を出さない。それは将来が見えてしまう最悪の行動。
「できるかどうかが分からない」ことに挑戦するからこそ、将来に希望を持てるのだと思う。