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「サブスク」と「リカーリング型ビジネス」の違いをカンタンに解説。似たようなビジネスモデルだけど何が違うのだろうか
最近よく聞く言葉に「サブスク」というのがありますね。もしかしたら、もう古いという人もいるかもしれません。(古くはないか…)
サブスクに似たビジネスモデルに「リカーリング型ビジネス」というのもあるんですね。聞いたことありますか?どちらも今の時代の代表的なビジネスモデルなので、少し調べてみました。
サブスクとリカーリング型ビジネス
この2つの言葉の意味と、どういったビジネスなのかを説明しますね。
サブスクとは
サブスクは、正確には「サブスクリプション(subscription)」という言葉ですね。
英語で「定期購読」という意味です。
利用している人も多いと思うので、だいたい理解できていると思います。
簡単に言うと、会費みたいなものです。
月額980円で、音楽聞き放題とか。動画見放題とか。
サービスの会費で収益を上げているビジネスモデルです。
サービスを提供する企業側は、定額の継続利用料を得られ、サービスを利用するユーザー側は、定額の継続費用を支払うことで成り立っています。
リカーリング型ビジネス
リカーリング型ビジネスというのは、あまり聞いたことがないと思います。
ボクも2022年に初めて知りました。
リカーリングというのは、英語で「継続」とか「循環」っていう意味です。
ビジネス用語として使われる場合は、「1回だけの売買で終わるのではなくて、継続利用されることで収益を得る」といった感じです。
リカーリング型ビジネスは、かなり古くからのビジネスモデルで、100年以上も前に、剃刀でおなじみのジレットが本体を無料で配布し、替え刃の交換で継続的に利益を上げています。
最近では、本体を安くで売って、インクや用紙を継続的に利用してもらって収益を上げているプリンターもリカーリング型ビジネスですね。
サブスクとリカーリングの違い
こうしてみると、サブスクもリカーリング型ビジネスも同じものに見えるかもしれません。
実際にボクも調べていると、サブスクはリカーリング型ビジネスの1つ、と言っている人もいました。
継続的に利用してもらって収益を得るという部分では同じですね。
ただ、リカーリング型ビジネスは利用した分だけ料金を支払えばいいのに対して、サブスクは利用しなくても契約していれば継続して料金を支払わないといけない。っていうところが大きく違うのかと思います。
さいごに
サブスクもリカーリング型ビジネスも継続して利用することで収益化している。
サブスクは契約すると解約するまで定額料金が発生するが、リカーリング型ビジネスは使った分だけの利用。