目標をもって生きることは大切なことです。
しかし、目標は決して大それたものでなければいけないということではありません。
いつもの生活の中で少しだけ違うことに挑戦してみようかな、というのも立派な目標になりますよね。
人生は航海です。行き先があるから航海になるものも、行き先がなければ遭難ですよ。
重要なことは、ゴールを決めること。
人生の目標を決めることが重要で、その目標があるから人はやるべきことや進む方向が分かる。
目標がないなら、進む方向も決まらないし、なにをやればいいのかも分からなくなってしまう。
少し踏み出すだけでも思い切りは大切
私も昔はそうでした。
目の前のやらなければいけない膨大な量の仕事を片付けていくだけの毎日。
忙しすぎて人生の目標どころか、仕事のこと以外は何も手につかなかったです。
でも、ある時気づいたんですよ。
「このままではいけない」と。
家と職場の往復で人生が終わってしまう、と精神的にも追い込まれていたんでしょうね。
思い切って、定時上がりすることにしました。
誰もが定時に上がってもいい権利を持っているのだ。と、自分に言い聞かせました。
本当に思い切りがいりました。
会社を一歩出た瞬間は、気持ちよかったです。
自分の時間を手にすることができた瞬間でしたからね。
でも、何もすることがないんですよ。
ずっと仕事をしていた時間だったので、急にできた時間を何に使うかを考えていませんでした。
かなりの時間を持て余したと思います。
で、また気づくんですよ。
このままではいけない、と。
翌日から仕事終わりに何をするかの目標を立て始めたんです。
大それた目標ではないですよ。
「明日は料理に挑戦してみようか」、「明日は本を読もうか」、というような日常で出来る範囲の目標を持つようにしました。
このブログも、その目標の1つで始めたものです。
「未来」よりも「今」を重要視する生き方
こういう経緯で、今の私があるのですが、実はいまだに人生の目標と呼べるようなものは持っていなかったりします。
というのも、「明日は何しよう。」だけを考えるようにして、目標を立ててきただけでして。
人生を懸けて、私はいったい何を成し遂げようか、といった大それた目標は立てたことがないんです。
それでも、人生という航海の中で遭難はしてません。
大きな目標を立てることも時として必要なことかもしれません。
でも、それは人それぞれ。
私は毎日を「今日はこれをやろう」と、目標を立てていくことの方が性に合っているのかもしれません。
さいごに
人生は長い。
あまりにも先のことを考えるのをやめるのも大切なことです。
遠い目標を目指す人生はカッコいいかもしれません。
しかし、結局は、今日明日で何をするかのほうが重要だったりします。
毎日の積み重ねが、遠い未来へとつながっているのだから。
マイペースで気楽に人生の航海を楽しめばいいのだと思います。