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【読書記録】87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え(藤本茂)。株式投資は、生涯を通してプレイできるゲームなんだ
87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え(藤本茂)を読んで。
87歳になっても、現役で株式投資の世界で生きていることに驚きです。
トレード方法のことも書かれていますが、株式投資に向き合うときのメンタルについて教えてくれる本でした。
今の状況を見極める
勝っても負けても、トレードというものは、一つひとつが独立してているもの。
今回勝ったからといって、次も勝てるわけではない。
株価が、今日すごい上がったから明日は下がるだろう、というわけでもない。
上がるか下がるかの2択は、誰にもわからない。
再現性を意識するのは重要だけれど、常に今の状況を見極めようとすることが一番大切だったりします。
投資をするなら自信を持つことが必要
株のトレードをやっていると常に悩まされることがあります。売買タイミングです。
買うタイミングも分からないし、売るタイミングも分からない。
「安い時に買って、高い時に売る」って言うけど、簡単ではないんですよね。
あくまでも自分の判断を信じることができるかの勝負。
投資の世界に「たられば」は通用しない
「たられば」言っていたら、キリがないですからね。
自分を信じ切るという精神力が試されるのが投資。
負けたトレードをいつまでも悔やんでいてもしょうがないです。
負けたトレードは次のトレードに活かす。
「ここだ!」と思ったのなら、買わないといけない。
トレードに迷っている暇などないのだから。
やりたいことやって生きる
長生きするに越したことはない。
だけど、長生きするために自分のやりたいことを我慢するのなら、長生きできなくていいから死ぬ直前までやりたいことをやったほうがいいのではないか。
年齢的に人生の折り返し地点すらも通過していないボクが言うのもなんですが・・・
ただ、そういう生き方をしたいという願望はあります。
年をとれば、考え方は変わってくるのだろうけど・・・
さいごに
株式投資は、生涯を通してプレイできるゲーム。
著者の藤本茂さんは、執筆時87歳だそうです。トレード界の生き字引ですね。
ボクも何とか退場することなく、生涯を通して、株式投資というゲームをプレイし続けたい、と思う今日この頃。