Post Update :
【読書記録】アルケミスト(パウロ・コエーリョ)。将来が不安で、耐えられない人は必見!
アルケミスト(パウロ・コエーリョ)を読んで。
人生100年時代なんて言われていますよね。
100年は長いのか?短いのか?
「人生は長い」と思っている人は、今、ツラい時期にいるのではないか。
「人生は短い」と思っている人は、今、充実した時期にいるのではないか。
浮き沈みの中で、人の考え方なんて簡単に変わる。
「アルケミスト」には、「何年経っても変わらない考え方」が書かれている。
妥協したら終わり
誰もが夢を叶えたいと思っているはず。
だけど、夢を実現したい気持ちとは裏腹に、今の生活を続けたいと思ってもいるはず。
夢が叶ったら、生活が変わってしまうかもしれない。
こんなことを考えてしまっているから、人は動けない。
動かないくせに夢を語ったり、今の生活に愚痴を言ったりする。
夢を語っていいのは、夢を見ることだけで幸せを感じて、毎日その夢のおかげで同じ暮らしでも満足できているものだけだ。
でも、そんな人はいない。
みんな夢を叶えたがっていますよね。
夢を叶えるには動かなくてはいけない。
愚痴を言うのではなくて、夢のためにできることを口にした方がいい。
口にすると、夢は近づくから。
口にすると、体が動くようになるから。
夢を叶えるときに立ちはだかる最強の壁は「妥協」。
【関連記事】人生がつまらないのは、毎日同じことを繰り返しているから
決心しないと結果も出ない
決心することは勇気がいること。
決心したら、そこで自分を褒めてあげたくなるけど、決心した後からが本番なんです。
勇気を出して決めたことの結果が出るのは、決心した時ではなく、決心した後になって出てくる。
決心することは始まりにすぎない。
だけど、始めることすらできない人も多くいる。
決心できずにぐずぐずしている人には、いつまで経っても結果が出るはずもない。
知らないから恐れる
人は恐れる生き物です。
- 死ぬことを恐れる。
- 持っているモノを失うことを恐れる。
- 仕事がなくなるのを恐れる。
- 他人に嫌われるのを恐れる。
ありとあらゆることに恐れています。
なぜ恐れるのか。
それは、知らないからです。
知らないことが、人にとっては恐怖なんです。
懐中電灯を持っていれば進めるけど、暗闇の中では恐怖で進めないのと同じ。
知るということは、懐中電灯を手に入れること。
持っているものを失っても、また代替えのものを手にすることができることを知らないから、失う恐怖から逃れられない。
何も持たずに生まれてきて、何も持たずに死んでいくのが生き物の原則。
焦りは禁物
焦っても良いことないですよ。
失敗が増えるだけ。
失敗が増えると余計に焦って、さらに失敗が増えていくだけです。
今に集中して、マイペースを守ることが最速だったりします。
食事中は、食べることに集中する。
仕事中は、仕事に集中する。
心が感じたことが、常に正しい。
あなたが、ものすごく考えて出した答えであっても、心が否定することはあると思います。
そういう時、正しいのは、頭ではなく、心です。
心の言うことを聞かない振りはできても、声は必ず聞こえてきます。
「なぜあの時こうしなかったんだ」と後悔する人は多い。
後悔する人は、どちらの人生を選択していても後悔するものです。
そういう時はたいてい、心の声を無視して、頭で考えだした答えだったりします。
後悔しない人は、自分の心に正直です。
たとえ失敗したとしても、後悔しません。
心は、失敗も含めて正解を導いてくれることを知っているから。
さいごに
生きていくだけでもツラい現代社会。
学校や会社といった組織の中で、自分の居場所が無い人は多いと思います。
勇気を出してみませんか?
組織の中が、この世界の全てだと思っていませんか?
世界は広いんだ、ということを知るチャンスです。
頭で理解できていなくても、きっと心は組織から抜け出したがっているはず。
心の赴くままに旅をしよう、と思う今日この頃。