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面倒くさいことをやらずして、「生きる」とはなんぞや? 【読書記録】寂しい生活 魂の退社(稲垣えみ子)
寂しい生活 魂の退社(稲垣えみ子)を読んで。
やりたいことをやる人生を生きたい。
やりたいことって、ほとんどが面倒くさい事なんですよね。
だけど、その面倒くさいことが、「生きる」っていうことにおいては重要だったりします。
面倒くさいことをやる
便利なものが何でもそろっている現代。
掃除も自動でしてくれる掃除機があるし、スイッチ入れれば米も炊けるし、洗濯もできる。
もう人間のすることなんてないかのように思う。
でも本当にそれでいいのか。
人間は便利な世界で何もしない。
何もしないは、もう死んでいるということなのでは。
自分の頭で考えて、自分の手足を使って、不便な生活を送っている方が、生物として、人間として、生きていることが実感できるのではないか。
死んだように生きていけるこの世界で、活き活きと生きていくには、面倒くさいことをどれだけやるか。
後悔と不安は、幻想である
今を生きよう。
過去の出来事を後悔しても、未来に対して不安があっても、今この時はなんの関係もない。
後悔と不安は、あなたが作り出した幻想でしかないのだ。
さいごに
生きることに何の意味があるのかは、ボクには分からない。
「生きることに意味なんてないよ」っていう人もいる。
「意味を見つけるのが生きることだよ」っていう人もいる。
生物としての生きる意味というと、地球の歯車の一つでしかないように思う。
だけど、人間として生きる意味というと、とたんに難しくなる。
勉強しないといけない、仕事しないといけない、世間体を気にしないといけない。
いっそ地球の歯車の一つと考えた方が、人生楽しく生きていける。
そんな気がしてくる今日この頃。