貧困層でも、幸せになれる人・幸せになれない人

貧困は不幸しか生まない

引用『護られなかった者たちへ』中山七里

貧困でいることは悪いことでも何でもない。
貧富の差が激しい今の時代では、貧困層のほうが断然多い。

貧困層の人たちが幸せになれないというのは、お金の問題だけではないと思います。

もちろん、お金がないから貧困層にいるんだけれど、幸せになれるかどうかは、お金以外にも「心の余裕」があるかどうかも関係してくる。

お金よりも、心に余裕があるか!?

幸せになれる人は、自由な暮らしをして生きている人のこと。
幸せになれない人は、不自由で心に余裕がない人のこと。

富裕層だからといって、必ずしも幸せではないというのは、心の余裕がないからです。

お金がない貧困層であっても、心の持ちようによっては、幸せになれます。
ただ、幸せになれる確率というのは、貧困層よりも富裕層のほうが圧倒的に多いと感じる。

心に余裕がないと不幸になる

心の余裕がなくなると、冷静な判断ができなくなる。
判断力の低下は、貧困層の人間をますます貧困にしていく。

貧困層の人が判断力の低下を引き起こすと、何とかしてお金を手に入れようと考える。
この考えが、仕事につながることなら貧困層から脱出できるかもしれない。

しかし、多くの貧困者は、一獲千金を狙ってしまう。

【貧困になる原因】ギャンブルに逃げる

一攫千金を狙うとは、ギャンブルで稼ごうとしてしまうこと。

ギャンブルに走るとは、資本主義社会からの逃げの行動だと思っている。

パチンコでも競馬でも、別に違法ではないし、娯楽として成り立っているのだから、個々の好きなように遊べばいいと思う。

ただ、「それらの娯楽は、富裕層向けですよ」って言いたい。
少なくとも「貧困層が遊んで楽しめるような娯楽ではないですよ」って言いたい。

なぜなら、お金がある人にとっては娯楽だけど、お金がない人にとってはギャンブルになるから。

余裕がない人ほどギャンブルに走り、ギャンブルに走ると、途端にお金に嫌われる。
お金が出ていくばかりで、入ってくることがなくなる。

そして、ますます余裕がなくなっていくという負のスパイラルに陥ります。

【貧困になる原因】「清貧」は言い訳

余裕がなくなり、貧困層の最下層まで落ちてしまうと、そこからの脱出は絶望的です。

「清貧」という言葉にすがる人も現れてくる。
清貧な暮らしをしている人は、下記のような人です。

  • 貧しくても心に余裕がある人
  • ギャンブルのような無駄遣いとは無縁の生活を送っている人
  • 貧困でも幸せに生きている人

でも実際は、清貧な暮らしをしている人なんていないと思う。

「清貧な暮らしをしている」と思っている人でも、それなりに裕福だったりしませんか?

さいごに

幸せになれる人は、自由な暮らしをして心に余裕がある人。
なぜ自由で心に余裕があるかというと、お金があるから。

幸せになれない人は、不自由で心に余裕がない人。
なぜ不自由で心に余裕がないかというと、お金がないから。

あくまでも、私個人の意見ですが、「お金だけでは幸せかどうかは分からない。しかし、お金は幸せになれるかどうかを決定づける最たる要因」だと思います。