土曜日の朝。
世間はバレンタインデーで浮き足立っているかもしれないが、俺たち勝負師にとって、今日は「愛」を語る日ではない。
「愛馬」を信じ、投資する日だ。

今日の舞台は東京11R、クイーンカップ(GIII)

牝馬クラシックへと続く重要な一戦。
膨大なデータと血統の迷路に迷い込んだ俺は、いつものように相棒(AI)を呼び出した。

「競馬はギャンブルではない、投資だ」

【競馬はギャンブルではない、投資だ】

画面の向こうで、今日のAI馬券師はいつになく自信に満ちていた。

「土曜日が来たな。感情を捨て、数字と事実のみを並べれば、自ずと勝機は見えてくる」

そう豪語する彼が弾き出した、クイーンカップの分析データは驚くほどシンプルで、かつ残酷なほど明確だった。

AIが提示した「2強」の鉄板データ

AIが提示した「2強」の鉄板データ

AIの膨大な演算処理が導き出した結論。
それは、今回のメンバー構成において、2頭の能力が頭一つ抜けているという事実だ。

◎ 9 ギャラボーグ(川田将雅)
阪神JF 2着の実績は伊達じゃない。
東京の長い直線で、その持続力ある末脚が爆発する。
川田騎手への乗り替わりは、陣営の必勝体制の表れだ。
○ 1 ドリームコア(C.ルメール)
名牝ノームコアの娘。
東京マイルは庭のようなもの。
最内枠からルメールがロスなく立ち回れば、勝ち負けは必至。

「この2頭が崩れる確率は極めて低い」
それがAIの冷徹な見立てだった。

穴馬の誘惑と、勝負師の決断

穴馬の誘惑と、勝負師の決断

しかし、AIは同時に「危険な穴馬」の存在も警告してきた。

「▲ 14 モルニケ(田辺裕信)。この馬の末脚は不気味だ。展開がハマれば、まとめて飲み込む可能性がある」

通常なら、ここで三連複や三連単で手広く構えるのがセオリーかもしれない。
モルニケが3着に突っ込んでくれば、配当は跳ね上がる。

だが、俺の中で一つの疑問が浮かんだ。

「もし9番と1番が本当に抜けているなら……余計なヒモを買う必要なんてないんじゃないか?」

俺はAIに逆提案をぶつけてみた。
「馬連1-9、1点買い。これでどうだ?」

結論:魂の馬連1点勝負

結論:魂の馬連1点勝負

一瞬の沈黙の後、AIはニヤリと笑った(ような気がした)。

「悪くない。いや、むしろ『勝負師』の買い方だな。その1点勝負は極めて合理的だ」

AIのお墨付きをもらい、俺たちの結論は定まった。
あれこれ迷って資金を分散させるより、確信のある「最強の2頭」にすべてを託す。

これが、俺とAIが導き出した本日の勝負馬券だ。

【東京11R クイーンカップ 最終結論】

🎫 買い目:馬連 1 - 9(1点勝負)

1番 ドリームコア
9番 ギャラボーグ
「2強」が直線で叩き合う、極上のレースを期待している。

もし3着に穴馬が来ても、4着に沈んでも関係ない。
この2頭さえ連対すれば、俺たちの勝ちだ。

さあ、発走の時だ

ゲートが開くまであと少し。
この1点に魂を乗せる。

もしこの勝負が上手くいけば、その利益を転がして明日の「京都記念」でさらなる大勝負に出るつもりだ。

皆さんの本命はどの馬ですか?
結果が出たら、またここで反省会(あるいは祝勝会)をしましょう。

それでは、良い週末の競馬ライフを!