杠、死す!? 辛い時の対処法「心に余裕を持つ」

辛い時は好きな事だけ考えるんだよ
飼い猫 好きな人 家族 美しい景色だけ思い浮かべるの

引用『地獄楽 8巻

杠の最後(?)のセリフ。

自分のことをお姉ちゃんって言ってるから、亡くなった妹のことを思い浮かべているのだろうか。

猫飼ってたのかな。
家族いるのかな。
杠が好きな人ってどんな人だろう。

辛い時は、好きな事だけ考える。

それができれば、どれだけの人が救われるのか。
辛い時は、ネガティブなことで頭がいっぱいになる。
余裕をもって、生きることができなくなる。

辛い時でも、余裕を持てるようになること。

そんなに苦しまなくても、そんなに深く考えすぎなくても、そんなに・・・・・・しなくても大丈夫だよ。

そう言ってあげたくなるし、そう言ってほしくなる。

いったい『地獄楽8巻』までで何人死んでいるのか。
作者の、人が死ぬときの演出の仕方が好きだったりします。
だけど、杠は死んでほしくなかったかな・・・

民谷巌鉄斎、覚醒! 強くなるには余裕ぶっこけ

増やせば増やすほど自分が見え難くなる
減らすほどよく見える

引用『地獄楽 8巻

分かるようで分からん考え。

あれもこれも持ったら、管理できへんやろ。
だから、減らしたらええんや。
っていう考え方で合ってる?

いらんモンはどんどん捨てて、必要なものだけを残す。
残ったものが本当に必要なもの。

ゆとりを持った生き方、強くなる秘訣は、余裕ぶっこくことなのかもしれない。

強くなりたくて、ありとあらゆることしてみたけど、答えは意外とシンプルな事だった・・・・・・と、いうわけやな。

メイって、優しいよな。想像力は余裕!?

自分の痛みは自分でわかるけど
他人の痛みは想像するしかないでしょ?
相手がいるからこそ考えちゃう
想像力は不安や優しさのはじまり

引用『地獄楽 8巻

まさにこういうこと。他人の痛みが分からない人間が多すぎひんか。
ボクも、他人のことを言える立場ではないのかもしれんけども。

結局は、他人の痛みを実感することはできないからな。
想像の範囲を越えない。

自分が経験したことがあるなら、他人の痛みに寄り添えるかもしらん。
だけど、同じことを経験しているからといって、そのことに関して同じ考え、感情が生まれるとは限らんのよな。

他人の痛みに寄り添える人というのは、想像力が高いのかもしれない。
他人に対して優しくなれるけど、反面、不安も感じやすいっていうことか。

想像力は、余裕だとも言えるかも…
自分に余裕があるかどうかで、他人への接し方って変わる。

余裕があれば、他人に寄り添えるけど、余裕がない時に、他人にかまってられへんからな。

さいごに

人が楽しく生きていくには、心と体に余裕がないといけないんだ。
余裕がなくなると、楽しいことも楽しいと感じられなくなる。

改めて、『地獄楽』って、人の心の描写が上手だな、って思った今日この頃。